大文字焼き
本日も日差しが強い朝。ここ最近、夏がやっと来たような気もしますが、
暦では、今日から「立秋」です。
とは言いつつ、まだまだ厳しい暑さが続くような気がします。
今週からお盆休みに入られる方も多いのではないでしょうか。
京都のお盆と言えば、やはり 「大文字焼き」。正確には「五山の送り火」と呼びます。
今年も京都の街がたくさんの方で賑わうでしょう。
五山の送り火とは、毎年8月16日に行われる伝統行事で、京都を囲む5つの山に
下記5つの文字の形に火をともします。
・大文字 ・・・ 左京区大文字
・左大文字 ・・・ 北区大北山
・船形 ・・・ 北区西賀茂船山
・鳥居形 ・・・ 左京区佐賀鳥居本
・妙法 ・・・ 左京区松ヶ崎
この送り火は、お盆の先祖供養の一般信仰と結びついたもので、お盆に帰ってきた、ご先祖様の魂を家で供養した後、再びあの世に送り出すという意味があります。
また、厄除けのご利益もあるといわれています。
弊社は西院にありますが、実は、ここから西大路通りへ出ると「左大文字」を
見ることが出来ます。
一番最初に点火される、東山の大文字と並べて、太くて逞しいので男型、
左側に見えることから、左大文字と呼ばれています。
複数の送り火が見える観賞スポットもあり、例えば、
将軍塚市公園展望台や、船岡山公園頂上、京都御苑、京都駅ビルなどがあります。
点灯時間は20時からスタートして、それぞれ約30分ほどです。
夏の夜に、つぎつぎと浮かびあがる力強い文字。
山に揺らめく炎に、手を合わせる方、シャッターを切る方とさまざま・・・。
過ぎゆく夏を堪能できるひと時です。
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2011年8月8日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:京都情報