鞍馬の火祭り

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毎年10月22日に開催される鞍馬の火祭
京都の夜空を大松明が焦がします。

この鞍馬の火祭は、京都三大奇祭りのひとつで、左京区の鞍馬本町の
由岐神社一帯にて執り行われます。
「神事にまいらっしゃれ」の声とともに、積み重ねられた篝(エジ)が一斉に
点火される様は、迫力満点!!

秋の夜空に、舞う火の粉。担ぎ手たちの、勇ましい掛け声・・・。
山里がお祭りモードに一遍します!

日が暮れた18時ころからは、由岐神社一帯の家の前にかがり火がともり、
子どもたちや若者が大小の松明をかかげ練り歩きます。
サイレイヤ、サイリョウ」という掛け声が、ひときわ大きくなり
炎と担ぎ手の熱気に一気に引き込まれます。
かわいらしい着物を着て、トックリ松明を一生懸命に担いでいる子ども達の姿も
とても勇敢ですよ!


20時には、鞍馬寺の山門前に100本以上もの松明があつまり、熱気も最高潮!
沿道で見ていても、燃えさかる炎の熱さを感じるほどです。
注連縄(しめなわ)が切られると、松明が石段下に集められて焼かれ、
次は、お神輿の登場となります。


女性も参加する鞍馬の火祭りは、神輿についた綱を女性が引きます。
昔からの言い伝えで、綱を引くと安産になるといわれており、
若い女性の参加が多いようです♪
一方、神輿の担い棒にぶら下がった二人の若者は、逆さ大の字に足を広げます。
これは、チョッペンと呼ばれており、昔はこれを体験して成人になると
言われていたそうです。
最後に、お神輿が御旅所に戻され、午前0時過ぎに終了となります。


この鞍馬の火祭が終わると、紅葉シーズン到来です。
色とりどりの紅葉を眺められるのも、もうすぐ!

紅葉の前に、
大迫力の火祭り、みなさんもお出かけになられてはいかかですか。



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京都鞍馬 由岐神社
京都市左京区鞍馬本町1073
交通 叡山電車 鞍馬駅 徒歩10分
TEL 075-741-1670
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2011年10月11日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:京都情報

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